新型メルセデスベンツ CLA 250 シューティングブレイク【試乗評価】美しいスタイリングと大人っぽい乗り味 [DBA-117944]


メルセデスベンツCLAシューティングブレーク前面画像

今回は「新型メルセデスベンツ CLA 250 シューティングブレイク soprts」を試乗レポートいたします。
CLA シューティングブレイクは、CLAクラスをベースに開発され、2015年にデビューしたブランニューモデルです。

セダンモデルについての情報は、「新型メルセデスベンツ CLAクラス」のページをどうぞ。

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外観

全長4640mmX全幅1780mmX全高1435mmのボディサイズを持ちます。またホイールベースは2700mmとなります。

伸びやかなルーフラインのおかげで、CLAの寸頭まり感が随分解消されています。しかし、実際の全長と全幅はCLA と全く同じで、全高が僅かに高くなっているだけです。

フロントまわりは、CLAと大きな違いはありません。個性的なヘッドライトの形で、好みの分かれる独特の表情を持ちます。このあたりはCクラスの方が圧倒的に分かりやすく、万人受けしそうです。

サイドビューは、フロントオーバーハングが長く、リア周りが小ぶりでヅングリした印象のCLAに対して、ルーフラインが後部までゆったりと延長されているため、優雅でエレガントな印象を受けます。さらにフロントオーバーハングが短くなれば、完璧なスタイリングになりますが、FF方式の駆動系なので仕方ありません。

斜め後方からの眺めは、フロントオーバーハングの欠点が見えにくくなり、このCLAシューティングブレイクが一番美しく見えるアングルです。
テールランプは通常のCLAと同じ形状ですが、ルーフからの伸びやかなラインがこのテールランプで見事に収束しています。このアゲハチョウのようなテールランプのデザインが、もう少しモダンでシンプルな形だったらさらに完璧です。

メルセデスベンツCLAシューティングブレーク後部画像
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内装

インパネまわりはCLAと共通のデザインで、クラス標準的な質感です。大きな2眼タイプのメーターが装備されており、視認性の高い使い勝手のいいデザインです。

前席はあたりがソフトで、体重をかけると僅かにもっちりと沈み込みます。そこからコシのある上質なアンコが身体をがっちりと支えるため、疲れにくい快適なシートです。

後席はやや平板なデザインながら、前席同様にコシのある快適なシートです。セダンのCLAと違い、ルーフが後部まで延長されており、頭上空間には余裕があります。長距離の使用でも問題はありません。
ただ、大きく弧を描くCピラーのせいで、後席のガラス面積がせまく閉塞感があります。また、そのせいで後席ドアの開口部も狭く、乗り降りはし辛いです。このあたりは、シューティングブレイクの派手な外観とトレードオフの関係です。

この後席は、6:4で分割可倒することで、荷室と繋いで大きなラゲッジとしても使えます。荷室は通常のステーションワゴンより狭いですが、ハッチバックよりは広い容積を持ちます。ただ。ラゲッジの開口部が狭く荷物の出し入れはし辛い印象です。

メルセデスベンツCLAシューティングブレーク内装画像
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エンジンとミッション

2L直列4気筒DOHCターボエンジンに、7速DCTが組み合わされます。
エンジンは、211ps/5500rpmの最高出力と、35.7kgf・m/1200-4000rpmの最大トルクを発揮します。
JC08モード燃費は、14.6km/lとなります。

2L直列4気筒DOHCターボエンジンは、低速からフラットで力強いトルクが発生しており、日常域での不足はまったくありません。
出足もスムーズでもたつくような事もありません。また速度が乗ってくると、どこからでも力強い加速が得られます。

そのため、少々の坂道であっても1520kgのボディをらくらくと押し上げていきます。
トルクに余裕があるため、アクセルを奥まで踏み込む必要が少なく、エンジンのノイズが高まることもありません。結果的に車内の静粛性は高くなります。

DCTの繋がりがスムーズでギクシャク感はありませんが、逆にスポーティなDCTならではのダイレクト感もありません。これは通常のDCTと違い、クラッチを滑らす領域が広く取られているためです。

足回りとハンドリング

前輪にマクファーソンストラット式サスペンション、後輪には4リンク式サスペンションが装備されます。

ステアリングの中立付近に、センタリングを強めようという人工的な重さを感じますが、操舵自体は穏やかで自然なフィールです。

このCLAシューティングブレイクには標準タイヤが装備されており、ガチガチのAクラスとは違って、しっとりしたまろやかな乗り心地です。
低速では少し硬めの乗り心地を感じますが、スピードが増せばサスの動きが良くなり、さらに乗り心地がよくなります。

段差やジョイントの通過では、路面の衝撃を「トンっ」と軽やかに吸収してくれます。この嫌な衝撃が減少したことで、長距離ドライブでの疲れが圧倒的に緩和されています。

評価のまとめ

CLA系のアクのある顔つきには好き嫌いが分かれますが、ルーフが延長された事で、全体のスタイリングはエレガントになりました。

乗り心地もガチガチのAクラスからCLAを経て、このCLAシューティングブレイクでは、随分とおだやかでしっとりとした乗り心地に改善されています。

ただ、デザイン優先のパケージングのため、人の乗り降りや荷物の出し入れに若干の不自由が伴います。このあたりはその人が車に何を求めているかで評価が変わります。

美しいスタイリングと余裕のある動力性能、そこそこのラゲッジスペースとしっとりとした大人っぽい乗り心地を求める方にはオススメの一台です。

価格

価格 | 4,920,000円(税込み)

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ABOUTこの記事をかいた人

akiroo

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時にかけてを予定しています。

寒い部屋で冷たい椅子に座って一年中キーボードを叩いているのが原因で「切れ痔」に!辛いです。(2018年6月)

現在、古い「試乗関連」の過去記事を全面書き換え中。その分、新しい記事の投稿が少なくなります(2018年4月〜)