新型 日産 ティアナ XV(L33)【試乗評価】上質で快適な空間とゆったりとした乗り心地 [DBA-L33]


日産ティアナフロント画像

今回は「新型 日産 ティアナ XV ナビAVMパッケージ(L33)」を試乗レポート。
2013年のモデルチェンジで3代目となった、Lクラスの4ドアセダンです。日本市場へは2014年から投入されています。ステーションワゴンやクーペといった変わり種ボディは設定されていません。

ベースとなるプラットフォーム(基本骨格)には、先代と同じ「Dプラットフォーム」が使われています。

主要マーケットとなる北米と中国市場に合わせ、ボディもひと回り大きくなりました。

2015年には外装の小変更をともなうマイナーチェンジが行われ、待望の自動ブレーキも標準装備されています。

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外観

全長4880mmX全幅1830mmX全高1470mmのボディサイズを持ち、ホイールベースは2775mm。

先代ティアナのイメージを踏襲しつつも、曲線を多用したアグレッシブでグラマラスなデザインが与えられています。

フロント

先代ティアナの端正で直線的なデザインから一転、有機的で上質なデザインへと変貌しています。といっても基本的なデザインモチーフは踏襲されており、ひとめで「新型のティアナだな」と分かります。

サイド

クーペのようになだらかなルーフラインとロングホイールベースが相まって、伸びやかでスタイリッシュなサイドビューを構成。先代の端正な美しさは薄まりましたが、有機的なラインや抑揚がたっぷりと表現されています。

先代ティアナに装備されていた、シルバーのサイドモールドは廃止されています。グラマラスなボディにこそ、ああいった引き締め効果のあるアイテムが欲しいところです。

リア

なだらかなルーフラインが、リアエンドで小さなノッチバック形状を構成。グラマラスなヒップラインと相まって、スポーティで力強いリアエンドを形づくっています。くさび型のリアコンビランプによって、さらにダイナミックな印象を強めています。

日産ティアナ後部画像
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内装

上質で機能的な内装ですが、「モダンデザイン」をコンセプトとした、先代ティアナの独特の雰囲気とゆったりとした居心地の良さは薄まりました。メーターナセルには、大きな二眼タイプのメーターが装備され視認性は良好です。

シート

前後席ともに標準で上質な本革シートを装備。

前席は、つくりのしっかりとした上質なシート。たっぷりとしたサイズと厚みがあり、ドライバーの身体をしっかりと支えます。

後席のサイズも大きく容量も十分。シートバックの高さもあり、座面の前後長も適正です。リクライニング機能は付きませんが、シートバックの角度は申し分ありません。
後席空間は先代より前後に100mm拡大されていますが、後席のヒップポイントが少し低く、小柄な人には囲まれ感が強いかもしれません。頭上空間には適度な余裕があります。

荷室

ボディ前後長が長く取られているため、トランクのサイズは十分です。家族4人であれば、2泊3日旅行も可能です。

静粛性

車内には遮音材がしっかりと詰め込まれており、ロードノイズや風切り音の侵入は最小限に抑えられています。

日産ティアナ内装画像
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エンジンとミッション

2.5L直列4気筒DOHCエンジンと、CVTが組み合わされる。
エンジンは、173ps/6000rpmの最高出力と、23.9kgf・m/4000rpmの最大トルクを発揮。
JC08モード燃費は、14.4km/l。

先代ティアナに使われていたV6エンジンは廃止され、2.5Lの4気筒DOHCエンジン1本に絞られました。低速トルクとピックアップの良さが向上。スポーティなフィールを持つパワーユニットです。

車両重量1480kgに対して最大トルク23.9kgf・mが与えられ、日常域での不足感はまったくありません。大きな低速トルクとCVTのマッチングもすばらしく、スムーズで力強い加速力をみせます。ただ、急な坂道や合流では、4気筒ならではのノイズが多少気になります。

足回りとハンドリング

前輪にストラット式サスペンション、後輪にはマルチリンク式サスペンションが装備される。

ハンドリング

エンジンの4気筒化により相対的に鼻先が軽くなり、操舵の軽快感が向上しています。操舵フィールがやや曖昧なものの、ドライバーのイメージしたラインを素直にトレースします。

コーナリングでは内側2輪に軽くブレーキを掛ける事で、姿勢変化の少ない自然な旋回特性を生み出しています。

乗り心地

剛性感の増したプラットフォームとストロークの長いソフトな足回りが組み合わされ、ふんわりとした快適な乗り心地を実現してます。

17インチタイヤは多少当たりの強さを感じさせるものの、不快な衝撃はきっちりと遮断されます。

ただし、快適性を重視しているため高速域ではやや直進性が劣ります。

その他

マイナーチェンジで、自動ブレーキとアラウンドビューモニターが標準装備されました。

試乗評価のまとめ

穏やかで素直な運転特性と、上質な乗り心地を合わせ持つ快適なセダンです。大型のFF車らしく居住空間や荷室も広々としており、ファミリーユースにもピッタリです。

「上質で広々としたセダンで、のんびり快適に移動したい」という要望を持っている人にオススメの一台となります。

「もうちょっとスポーティなセダンが欲しいなぁ」という人には、ティアナよりもスカイランの方が良いでしょう。

中古車市場では

「日産 ティアナ XV ナビAVMパッケージ」の場合、2017年式の極上車や新古車が、260万円前後。2014年式初期モデルであれば、180万円前後となります(2017年11月現在)。

価格

価格 | 3,513,240円(税込み)

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ABOUTこの記事をかいた人

akiroo

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時にかけてを予定しています。

謎のアクセス減少地獄継続中!(2017年11月)

※記事を何百件入れてもドンドンアクセスが下がるので、記事更新を1にして、余力で過去記事の修正をしようかなあと思案中です。