新型アウディ A3 セダン【試乗評価】コンパクトで使い勝手の良いセダン [ABA-8VCJSL]

アウディA3セダン前面画像

今回は「新型アウディ A3 セダン 1.8TFSI クワトロ」を試乗レポートいたします。
2013年に登場した3代目アウディA3スポーツバックをベースに、2014年にこのセダンボディが追加されました。
7代目ゴルフと同じMQBプラットフォームが使用されています。

ベーシックグレードに搭載される1.4TFSIエンジンについては、「新型アウディA3 1.4 TFSI スポーツバック」をご覧ください。

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外観

全長4465mmX全幅1795mmX全高1405mmのボディサイズを持ちます。またホイールベースは2636mmとなります。

全幅は1.8m以下に抑えられており、日本の道路事情にぴったりなサイズ感に仕上げられています。これは初代A4と同程度の大きさです。
コンパクトで上品なスタリングで、塗装の質感も高くクオリティはゴルフ7を上回ります。

フロントマスクのイメージは最新のA4と共通です。緻密な精度が感じられるA4に対して、A3には少し大らかな印象があります。

サイドはA4とA3の印象が一番大きく違う部分です。
ゴルフ7をベースにしているA3は、あくまでもモダンなFFといったプロポーションですが、A4の場合はちょっとFR車のような、ロングノーズ&ショートデッキの優雅なスタイリングが与えられています。

A3のリア周りもかなり最新のA4と似ています。優雅で緻密なデザインのA4に対して、A3はコンパクトで若々しい印象を与えるリアスタイルです。

アウディA3セダン後部画像
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内装

シンプルで上質な清潔感のある内装デザインです。ブラックの樹脂はマットな素材感で、上質な質感を持ちます。
高精度に加工されたアルミパーツと、この上質な樹脂が組み合わされ、アウディならではの高品質な佇まいを作り出しています。

ステアリング奥には、大きくて視認性の良い、2眼メーターがレイアウトされます。

スタイリッシュでコンパクトなサイズながら、後席には大人が座っても実用に耐える室内空間が確保されています。
これはライバルに無い、A3セダンならではのアドバンテージです。

車内に乗り込んでドアを閉めると、ドスッという重厚な音とともに車内が密閉されます。

スポーツバックに比べ後部ボディが伸ばされており、それに伴い設けられたトランクルームは、広大な荷室スペースを確保しています。

車内は遮音性が高く静かです。

アウディA3セダン内蔵画像
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エンジンとミッション

1.8L直列4気筒DOHCターボエンジンと、6速Sトロニックが組み合わされます。
エンジンは、180ps/4500-6200rpmの最高出力と、28.6kgf・m/1350-4500rpmの最大トルクを発揮します。
JC08モード燃費は、14.8km/lとなります。

車両重量はスポーツバックの1395kgに対して、セダンは1470kgと75kg増ほど増加しています。

アクセルのストロークが大きく、踏み込み量に対して緩やかに反応するスロットル設定です。
また低速トルクがたっぷりで、アクセルを奥まで踏み込む機会はそうありません。

もちろんアクセルを奥まで踏み込めば、エンジンはメカニカルな快音を響かせて、鋭いピックアップでトルクを立ち上げます。

さらに「アウディドライブセレクト」を使って「ダイナミック」モードを選択すると、力強い溢れるようなトルクを生み出します。
一番穏やかな「効率」モードであっても、緩やかながら必要十分のトルクをごく低回転から発生します。

1470kgのスポーツバックより重いボディを物ともせず、スルスルと坂道を駆け上がります。

アイドリングストップはスムーズでショックが少なく、上品な作動フィールです。

足回りとハンドリング

前輪にマクファーソンストラット式サスペンション、後輪には4リンク式サスペンションが装備されます。

しっとりとした手応えのあるステアリングフィールです。
挙動は穏やかながら素直な操舵感を伴い、ドライバーの意図したラインを正確にトレースしていきます。

スポーツバックに対してリアの車重が増しており、後輪の接地性が高くなっています。そのために上質で手応えのある、しっとりした乗り心地を得ています。
矢の様な直進性と路面に吸い付くような安定感があり、まさにオンザレールの走行フィールです。

ロードインフォメーションも豊富で、高い安定感を持ちながらも、わくわくするような高揚感を感じさせてくれます。

評価のまとめ

A4が大きくなって車幅が1.8Mを超えたあたりから、アウディジャパンでは、狭い日本の道路で使い勝手のいいコンパクトなセダンを出して欲しいと、本国へ要望していたそうです。
その甲斐もあって登場した新しいA3セダンは、日本の道路事情でも使いやすいベストなサイズ感を持っています。

スポーツバックとの比較では、落ちついた端正なセダンスタイルと大きなトランクルーム、後部の車重増加による穏やかな挙動がアドバンテージになります。

コンパクトで手頃なアウディが欲しいが、ハッチバックではちょっと若々しすぎて恥ずかしいという人にぴったりの一台です。

価格

価格 | 4,470,000円(税込み)

ABOUTこの記事をかいた人

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時頃にかけてを予定しています。

修正ばっかりしてると新記事の投稿ができないんで、新記事3に対して修正1くらいの割合でやってます(2019年6月〜)