スズキ エスクード 2.4 XG(MT)【試乗評価】素性の良いライトクロカン [CBA-TDA4W]


今回は2005年に発売された「スズキ エスクード 2.4 XG(MT)」を試乗レポートいたします。
初代は1988年にデビュー、当時おしゃれなライトクロカンはこのエスクードしかなく、大ヒットとなりました。そのエスクードもこのモデルで3代目となります。

また現在、後継の4代目新型エスクードが発売されていますが、この3代目モデルも「スズキ エスクード 2.4」と名を改め、現行のカタログモデルとして継続販売されています。

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外観

全長4300mmX全幅1810mmX全高1695mmのボディサイズを持ちます。ホイールベースは2640mmです。

今時めずらしいマッシブで角張ったデザインです。また複雑な面の張りなどもなく、質実剛健で力強いスタイリングです。
前期型からの主な変更点は、ブラックベゼル化されたヘッドライト、複雑な造形となったフロントグリル、バンパー周りの造形、後部スペアタイヤの省略によるリアゲート周りのデザイン変更などです。
これにより、シンプルな印象だった前期型に比べ、少し複雑で現代的な表情が与えられています。

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内装

外装と同じくこちらも質実剛健で道具感あふれるデザインです。機能的で使いやすく整理されたデザインですが、質感はクラス標準的なレベルです。

角張った外観デザインと、アップライトなポジションの恩恵により、ボディの見切りは簡単です。

前席はサイズと厚みがたっぷりで、快適な座り心地です。コシと硬さも適正なので、いくら座っていても疲れません。
後部座席も、運転席と同じく快適なシートです。しかし折りたたみ前提の構造のため、座面がフラットすぎてお尻が落ち着かず、適正なポジションが取りにくいです。

遮音がしっかり施されており、風切り音、ロードノイズともに少なく車内は静かです。

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エンジンとミッション

2.4L直列4気筒DOHCエンジンと、5MTが組み合わされます。
エンジンは、165ps/6000rpmの最高出力と、22.9kgm/4000rpmの最大トルクを発揮します。
JC08モード燃費は、10.6km/lとなります。

重いビルトインラダーフレームを採用しているため、総重量は1600kgとなり、このクラスの一般的なモノコックボディより重くなっています。
エンジンはマイナーチェンジで排気量が400cc拡大された事もあり、たっぷりとした低速トルクを持ちます。
この重量級ボディを過不足なく加速させ、日常域での不足感もありません。

またこのエンジンには、マイナーチェンジでバランサーシャフトが採用され、静かでスムーズなエンジンフィールを得ています。

足回りとハンドリング

前輪にマクファーソンストラット式サスペンション、後輪にはマルチリンク式サスペンションが装備されます。

エンジン縦置きのFRレイアウトと、前後重量配分50:50の優れたボディバランス、強固なビルトインラダーフレームにより、素直なハンドリングとリニアな身のこなしを持ちます。
ロールを許容するセッティングながら、ダンパーは少し沈み込んだ所で減衰力を増し、しっかりと路面を掴み続けます。

この素性の良いボディ構造と高性能なサスペンションの組み合せにより、しっとりとしつつも適度に引き締まった上質な足回りです。
このため、高い直進安定性とゆったりとした乗り心地が両立しています。
またハーシュネスの処理も上手く、段差の衝撃を見事に遮断します。

評価のまとめ

このエスクードはデビューが10年以上前と古く、各部に設計の古さが散見されます。
しかし、ビルトインラダーフレームとFRレイアウト、適正な前後重量配分は、ライバルはもとより新型エスクードにも無い3代目ならではの魅力です。
メーカーがこの3代目エスクードを、カタログモデルとして未だに継続販売している理由もここにあるのでしょう。
これは新型エスクードの出来が悪いという訳ではなく、それぞれまったく違うコンセプトによって作られているという事です。

素性の良い本格的なライトクロカンが欲しい、という方にはこの3代目エスクードがおすすめです。

価格

価格 | 2,181,600円(税込み)

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ABOUTこの記事をかいた人

akiroo

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時にかけてを予定しています。

謎のアクセス減少地獄継続中!(2017年11月)

※記事を何百件入れてもドンドンアクセスが下がるので、記事更新を1にして、余力で過去記事の修正をしようかなあと思案中です。