【試乗評価】新型BMW320d Luxury(F30)気持ちの良い走りと太い低速トルクが魅力 [N47D20C]


BMW320d前面画像

今回は「新型BMW320d Luxury(F30)」を試乗レポートします。

6代目となった「3シリーズ」のディーゼルエンジン搭載車です。
ディーゼル仕様車は本国では「316d」「318d」「320d」の3種類ありますが、すべて同じ2L直列ディーゼルターボエンジンが使い回されています。
日本国内では、このうち「320d」のみが発売されています。

ガソリンエンジン仕様の「新型BMW320i M Sports」をご覧になりたい方はこちらをどうぞ。

スポンサーリンク

外観

グリルとヘッドライトが一直線になっていている事もあり、ワイド&ローで迫力満点です。
伝統的なロングノーズショートデッキスタイルですが、そのためエンジンルームには余裕があり、当然ながら直6でも搭載可能です。
ぐっと大地に足を踏ん張ったような前傾姿勢で、今にも走り出しそうです。

「Luxury」と「M Sports」では、エアロやバンパーなどの形状がことなります。
「Luxury」のエアロは最小限の装着で若干おとなしい印象です。その分上質なメタルモールなどが装備されています。
バンパー形状も大人しめとなりますが、きりっとした直線基調のデザインで、これはこれで上質感が高くかっこいいと思います。

スポンサーリンク

内装

BMW伝統のドライバーズオリエンテッドな内装で、まるでコクピットのようです。
合理的なレイアウトで機能的にも使いやすく、疲れやすいロングドライブでも運転に集中できます。

「Luxury」ではツートンの内装色が選べます。ベージュとブラックはのツートンは、開放感のある気持ちのいいコーディネイトです。
よくBMWの内装の質感は低いといわれますが、BMW独特のこのゴツゴツした質感の樹脂素材には、安心感や信頼感といったものを感じます。
素っ気ない機能性重視のメーターグラフィックスと合わせて、甘さの許されない厳しさと信頼感が同居しているようで、厳しくも優しい昔の学校の先生のようです。

「Luxury」には本革内装が標準装備され、室内の雰囲気を大人っぽい上質なものに変える効果があります。
このシートは見た目は薄めですが、シート裏に樹脂製のシェルが装備されていて、しっかりと身体をサポートします。
また体圧がきれいに分散する構造ですので、長時間運転していても疲れません。

後部座席も同様に、しっかりした構造のシートが装備されています。頭上空間もたっぷりで足下空間にも余裕があります。

BMW320d内装画像
スポンサーリンク

エンジンとミッション

2L直列4気筒ディーゼルターボと、8速ATが組み合わされます。

この8速ATはとても変速がスムーズで、ロックアップ領域も広くダイレクトな走行フィールを持ちます。

ディーゼル特有の音が多少あり、特にアイドリングと低速時は気になります。ただマイナーチェンジで改良を受け、初期モデルよりは若干静かになっています。
またアイドリングストップではブルッとした振動があります。この部分も含め、マツダのディーゼルエンジンの方が多少静かな印象です。
しかしボディとガラスの遮音性が高く、走り出せばあまり気になりません。

軽くアクセルを踏むだけで太い低速トルクが立ち上がり、日常域での運転は楽ちんです。
多少の坂道なら平地と変わらない感じで、グイグイ登っていきます。
ただこのエンジンは低速トルク重視型ですので、その分高回転まで回してもたいした伸びは期待できません。

足回りとハンドリング

前輪はダブルジョイントストラット式サスペンション、後輪には5リンク式サスペンションが装備されます。

適度な重さのあるステアリングで、重厚感と運転しやすさが見事に両立しています。
素直で正確かつリニアなハンドリングで、ドライバーの意思のままスッと鼻先を向けてくれます。
フロントがガソリン仕様車より若干重いため、乗り心地に少し上質な重厚感があります。

しなやかな足回りと高い直進安定性で、姿勢変化の少ないフラットな乗り味です。
また、高いボディ剛性と良く出来たサスペンションにより、路面の段差を一発で収束させます。

評価のまとめ

引き締まったしなやかな乗り心地と気持ちの良いハンドリング、日常域で運転のしやすい大きな低速トルク。
インテリアの質感の低さや多少のディーゼル音は気になりますが、それ以上にこの車には運転する楽しさがあります。

快適性や静粛性を求めるのなら他の高級車がオススメですが、運転する楽しさを求めるのなら迷わずBMW3シリーズをオススメします。
後はディーゼルの太いトルク感か、ガソリンの軽快な吹け上がり感かということですが、これはお好みでどうぞというしかありません。

主要諸元と価格

全長X全幅X全高 | 4645mmX1800mmX1440mm
JC08モード燃費 | 19.4km/l
価格 | 5,490,000円(税込み)

スポンサーリンク

ABOUTこの記事をかいた人

akiroo

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時にかけてを予定しています。

謎のアクセス減少地獄継続中!(2017年11月)

※記事を何百件入れてもドンドンアクセスが下がるので、記事更新を1にして、余力で過去記事の修正をしようかなあと思案中です。