【用語解説】水平対向エンジンとは


スポンサーリンク

水平対抗エンジンとは

直列エンジンやV型エンジンは、上下方向へピストンが移動するようにレイアウトされたエンジンです。
しかし、水平対抗エンジンはクランクシャフトを中心に、左右対称の水平方向へ、シリンダーが2気筒ずつ向かい合うようにレイアウトされた特殊なエンジンです。
ピストンが左右対称に打ち合う様に作動することから、ボクサーエンジンとも呼ばれています。
振動を左右のピストンで打ち消し合うことが出来るため、優れた低振動性とスムーズな回転フィールを持ちます。

スポンサーリンク

高い走行安定性

フラットエンジンとも呼ばれる水平対抗エンジンは、ピストンが互いに向かい合うように水平方向にレイアウトされています。
そのため、エンジンの全高が低く低重心に作れるというメリットがあります。
また、直列エンジンに比べて、シリンダーが左右へ二つずつオフセットされてレイアウトされるため、全長もコンパクトに作ることができます。
全長が短くコンパクトな事により、エンジン自体が高い剛性を持ちますので、アルミなどの軽量な材質でエンジンを作る事ができます。
つまり水平対抗エンジンは、「低重心・コンパクト・軽量」という3つの長所を持ち合わせているのです。

車の運動性能には、重量物であるエンジンユニットの「低重心・コンパクト・軽量」という資質が大きく影響します。
エンジンが軽く低重心であればある程、車の挙動は安定し、高いハンドリング性能を持つようになるからです。

スポンサーリンク

V型180度エンジンとの違い

一般に、V8エンジンはバンク角90度、V12エンジンはバンク角60度を持ちます。
これは、エンジンの燃焼を等間隔に行うことで、スムーズな回転フィールを得るためです。
同じV型エンジンでも、車体の設計要件等からこのセオリーから外れた「V型180度エンジン」というエンジンがあります。
これは水平方向へそれぞれシリンダーが向き合う様に、クランクシャフトを挟んで一直線上にレイアウトされたエンジンです。

一見水平対抗エンジンと良く似た構造のエンジンですが、大きな違いがあります。
水平対抗エンジンではピストンピンが、1気筒に一つずつですが、V型180度エンジンでは左右の向かい合う二つのピストンで、一つのピストンピンを共有するレイアウトになっています。
つまりV型180度エンジンでは、片側のピストンが上死点にいるとき、反対側のピストンは下死点にいることになります。
という事は水平対抗エンジンの様に、ピストンの振動を互いに打ち消し合う事ができません。

スポンサーリンク

ABOUTこの記事をかいた人

akiroo

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時にかけてを予定しています。

最近は気温の上昇とともに体調も除々に回復!長い冬でした(2018年4月)

現在、古い「試乗関連」の過去記事を全面書き換え中。その分、新しい記事の投稿が少なくなります(2018年4月)