【試乗レポート】新型ホンダCR-Z α Master label [DAA-ZF2] 過去から来たハイテク宇宙船


ホンダCR-Zフロント画像

往年の名車「CR-X」の名前とスタイルを受け継ぐ「新型CR-Z α Master label」に試乗しました。
「CR-X」は僕が子供の時に「よろしくメカドック」というアニメに登場して、憧れていた車です。
当時、若い人に「かっこよくて走りもいい」と大人気で、トランクリッド下部に装備されたガラスエリアが斬新で、とても未来的な車に見えました。
このガラスエリアはデザイン性だけではなく、「ウェッジシェイプ化による見えにくい後方視界を確保する」という利便性も備えていました。
この「CR-X」を、現代的なハイブリッド技術で焼き直したのが今回の「新型CR-Z」です。

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外観

「CR-X」の特徴的なウエッジシェプの八チッバクスタイルを、現代的に解釈して受け継いでいます。まるで未来の宇宙船のようでかっこいいです。
横からじっと見ていると「フィット」のようにも「CR-X」のようにも見え、この車の出自を考えると面白いです。
サイドのキャラクターラインは「ヴェゼル」や「新型フィット」にも影響を与えており、この「CR-Z」から最近のホンダのデザイン潮流が始まったことが伺えます。
ヘッドライトは最近流行のつり目型ではなく、穏やかな印象のデザインです。スポーツカーでは「コペン」や「旧型マツダロードスター」など、こういう癒し系フェイスが時として使われています。あえてスポーティな車にやさしい表情を与えるのは、ちょっとした「外し」にもなって面白いと思います。

ホンダCR-Z側面画像 ホンダCR-Z後部画像
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内装

こちらも宇宙船のようなメーターグラフィックです。「ちょっとやりすぎかな?」と一瞬思いましたが、こういうキャラクターの濃い趣味車はこれくらい思い切ったデザインのほうがいいでしょう。まるでロボットのパイロットになった気分です。こういうボディスタイルですから特に斜め後方の視界は悪いです。リアシートは狭いので、荷物置き場か緊急用です。しかしこの手の車としては実用性が高く、二人連れの小旅行程度であれば十分使えます。

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エンジンとミッション

試乗車はCVT車でしたが、ギヤ比が高くちょっと踏んだだけで「グワン!グワン!」と小さな猛獣のように前に進もうとします。もうちょっと出足をゆるやかにしてもらえると、運転しやすいのですが。動力システムは「i-VTEC+電気モーター」のハイブリッドです。しかし「VTEC」とはいっても低燃費型のSOHCエンジンですから、高回転側では伸びがいまいちです。電気モーターでアシストされており、低速トルクは十分で、街中で不満に思う事はありません。
さらに「3モードドライブシステム」を「スポーツモード」にすると、ステアリングの重さからアクセルのダイレクト感まで電子的に変更され、少しスポーティな乗り味になります。ちょっと前のトルコンAT用「スポーツモード」とは制御のレベルが違います。

足回りとハンドリング

フィットハイブリッドがベースになっていますが、味付けがかなり違います。往年の「CR-X」の印象とも違います。
引き締まっていますが、角はゴムのような弾性があり、ボディ剛性も高いので不快ではありません。しかしフィトベースなので質感はそれなりです。
ステアリングはクイックで、フロントタイヤのグリップを使ってグイグイ曲がる印象です。ロードインフォメーションも豊富です。

評価のまとめ

ハイブリッドとしては燃費性能はいまいちで、スポーツカーとしては走行性能がいまいちな中途半端な車という人がいます。
しかし逆に言えばスポーカーよりずっと燃費が良く、乗用車よりちょっとスポーティなかっこいい車ということです。
ハイブリッドとしては少し過激な印象ですが、カリカリのスポーツカーではありませんので、1990年頃のようにスペシャリティカー的な使い方がおすすめです。

主要諸元

全長X全幅X全高 | 4105mmX1740mmX1395mm
JC08モード燃費 | 21.6km/l
価格 | 2,850,000円(税込み)

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ABOUTこの記事をかいた人

akiroo

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時にかけてを予定しています。

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