【試乗レポート】ホンダ フィット HYBRID Lパッケージ [DAA-GP5]

ホンダフィット前面画像

意欲的なDCTミッション採用で話題になったモデルですが、発売前の煮詰めが甘く、数度のリコールを出してしまいました。
リコールを出す事自体は仕方が無い部分もありますが、あと半年でも1年でも発売を送らせて商品を煮詰めていれば、こんな事にはならなかったでしょう。
このフィト自体は意欲的な技術が各部に使われておりデザインもかっこいいので、今後時間をかけて熟成されれば魅力的な車となるでしょう。

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外観

近未来的なガンダムデザインです。フロントフェイスの処理は凝っているのですが、あまりコストのかからい表面上のデザイン処理が多く、何度も見かけているうちに飽きてしましました。もうちょっとシンプルな方がこの車には合っていると思いますが、全体としてはプロポーションも良く塊感があるかっこいいデザインです。
また塗装や外板などが薄くコストを削っているなぁと実感させられます。まあこれはお値打ち価格のコンパクトカーがベースですから許容範囲内です。

ホンダフィット後部画像
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内装

前のフィットは円のモチーフを何度も反復する落ち着かないデザインでしたが、一転して直線基調で安定感のある内装に変更されています。
質感はコンパクトカーとしては標準的なものです。スピードメーターは大きく視認性が高く、メーター内のグラフィック処理はSFチックで未来的です。シフトコントローラーにあしらわれた青い半透明のパーツも、エコと近未来感を感じさせられます。シートは少しコシと容量が不足しているようですが、近距離用としては問題ないです。

ホンダフィット内装画像
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エンジンとミッション

電気モーターを使ったハイブリッドですから、必要十分以上にトルクフルで運転し易いです。
加速時にぎくしゃくすることがあり、低速域でもバイブレーションが出ます。DCTとハイブリッドの制御がうまくいってないのでしょうか。
回生ブレーキの制御が不自然で、思った以上に制動力が発生することがあります。いわゆるカックンブレーキです。

足回りとハンドリング

ハイブリッドのわりにハンドリングが自然で運転しやすいです。後輪のサスはトーションビームというコンパクトカーに多く用いられる低コストの物ですが、フィットのトーションビームは、力が加わるとトーイン特性を持たせるように働き、コーナリングがしやすくなるといった凝った仕組みのサスです。高級感はありませんがガソリン車より車重が重いため、少し重厚感があり適度な硬さの引き締まった足回りです。

その他

実際に前社長の時はコスト削減が至上命題だったということですが、現場では「俺たちは安くて旨い牛丼屋じゃないんだ」という声も聞かれたそうです。フィット自体は意欲的で魅力的な車だけに今回のリコール頻発は残念です。

評価のまとめ

トヨタのハイブリッドに比べればまだ独特の癖がありますが、ハンドリングはこちらの方が気持ちいいです。デザインも近未来的でかっこいいです。
癖があるといってもある程度なれてくれば、ドライバー側で合わせてやることのできるレベルです。まだDCTに熟成が必要ですが、本来DCTはダイレクト感があって運転が楽しいものですから、今後のアップデートが楽しみです。

主要諸元

全長(前後の長さ) | 3955mm
全幅(左右の幅) | 1695mm
全高(高さ) | 1525mm
車両重量(重さ) | 1140kg
動力システム | ハイブリッド
排気量(エンジンの大きさ) | 1496cc
エネルギー源(燃料) | レギュラー
駆動方式 | FF
トランスミッション | 7DCT
最高出力 | 81kW[110PS]/6000rpm
最大トルク | 134N・m[13.7kg・m]/5000rpm
モーター最高出力 | 22kW[29.5PS] モーター最大トルク | 160N・m[16.3kg・m] 燃費 | 33.6km/l(JC08モード)
価格 | 1,950,000円 (消費税8%込)

ABOUTこの記事をかいた人

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時頃にかけてを予定しています。

修正ばっかりしてると新記事の投稿ができないんで、新記事3に対して修正1くらいの割合でやってます(2019年6月〜)