新型スバル レガシィ アウトバック Limited(BS9)【試乗評価】上質な生活を感じさせる大人のワゴン [DBA-BS9]


今回は「新型スバル レガシィ アウトバック Limited」を試乗レポートいたします。
レガシィアウトバックは2014年のモデルチェンジで5代目となりました。

先代でラインナップされていたステーションワゴンは廃止され、その役割は新型レヴォーグに受け継がれています。
結果的にレガシィは、このアウトバックとレガシィB4、2車種体制のラインナップとなります。

スバルレガシィアウトバック前面画像

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外観

全長4815mmX全幅1840mmX全高1605mmのボディサイズを持ちます。またホイールベースは2745mmとなります。

重厚感と伸びやかさのバランスした上質なスタイリングです。全体のスタイリングとフロントフェイスには、2世代前のBP型レガシィの面影が感じられます。

サイドビューは伸びやかで流麗な雰囲気です。面の処理にもしっかりとコストが掛けられているため、上品な緊張感がありちょっと日本車離れした優雅なオーラを感じさせます。

ただ少し残念なのは、フロントオーバーハングが長くプロポーションが今ひとつな所です。これは水平対抗エンジンをフロントに縦置きしているのが大きな原因です。これをスタイル優先で無理に詰めると整備性が悪くなったり、フロント加重が足らなくなったりと、いろいろな不都合が起きることになります。

スバルレガシィアウトバック後部画像
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内装

シンプルで高品質なインテリアデザインです。ただ単に高級感のある内装というより、控えめな上質さといった方がぴったりと来るデザインです。

フロントシートはサイズがたっぷりとしていて、厚みのしっかりした座りやすい構造です。インプレッサ系のシートよりも一回り大きいサイズです。
硬さとコシも適切でしっかりと身体を支えてくれるので、しばらく乗っていても疲れる事はありません。

リアシートはフロントシートよりもホールド感は落ちるものの、硬さやコシは同等で体圧を分散する疲れにくいシートです。
その他の機能としてはリクライニング機構が備わり、長距離で姿勢を替えたくなったときにも安心です。

荷室については、ワゴンならではの大きな積載空間を備えており、ちょっとした2、3人分のキャンプ道具やゴルフ道具であれば、簡単に飲み込んでしまいます。

室内には遮音材がしっかりと施されており、またエンジンも静かなため、静粛性は先代よりも向上しています。

スバルレガシィアウトバック内装画像
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エンジンとミッション

2L直列4気筒DOHCエンジンと、CVTが組み合わされます。
エンジンは、175ps/5800rpmの最高出力と、24.0kgf・m/4000rpmの最大トルクを発揮します。JC08モード燃費は、14.6km/lとなります。

動力性能は必要にして十分なパワーがあり、低速からしっかりしたトルクが出ているので、市街地でも扱いやすいです。大排気量の自然吸気エンジンらしいなめらかで気持ちのいい加速フィールです。
組み合わされるCVTとのマッチングも絶妙でスムーズな変速フィールを持ちます。またCVT独特の、不自然なラバーバンドフィールもほとんど感じられません。
このCVTは、先代レガシィのターボエンジンと組み合わされると、トルクの付きがとたんに悪くなるのですが、今回は幸いにもそのターボエンジンはラインナップされていません。

アイドリングストップの作動も静かで、振動もほとんど感じられません。インプレッサクラスのものとは、完成度の次元が異なります。

自然吸気エンジンでありながら、3世代前のレガシィターボが持っていたような、スポーティなエンジン音が僅かに聞こえます。心憎い演出です。

足回りとハンドリング

前輪にマクファーソンストラット式サスペンション、後輪にはダブルウィッシュボーン式サスペンションが装備されます。

試乗車はスタブレックスライドと呼ばれる、カヤバ製の新しいサスが組み合わされていました。このサスのチューニングは絶妙で、しっとりした乗り味と重厚感が高次元でバランスしています。
ハンドリングも法定速度内で流している限りは、ナチュラルで正確かつしなやか、精度の高い理想的なハンドリングです。また、最低地上高が高いわりにロールが少なく、路面に吸い付くようにヒタヒタとワインディングをこなします。

低速で路面の段差を通過する際は、「とんっ」と軽やかにいなしてくれるので不快感はありません。また、スタブレックスライドと高剛性ボディの相乗効果により、直進では抜群の安定感をみせます。

その他

アウトバックはスバルのフラッグシップモデルですが、レヴォーグが結構なお値段になってしまったので大して値段の差がありません。
そのため品質感だけで比べると、このアウトバックは大変お買い得な商品だといえます。対して運動性能や動力性能を求める方には、レヴォーグやWRXがおすすめです。

評価のまとめ

流行のマイルドヤンキー系でもなく、大人が肩肘張らずに乗れるこういう上質な車は貴重です。
この車があったらキャンプに行ってみたいとか、ちょっとリッチなホテルやレストランに乗り付けたらどうかな?などと想像をかき立てられます。ミドルクラス以上の車には、こういったことはとても大切な要素です。

価格

価格 | 3,456,000円(税込み)

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ABOUTこの記事をかいた人

akiroo

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時にかけてを予定しています。

謎のアクセス減少地獄継続中!(2017年11月)

※記事を何百件入れてもドンドンアクセスが下がるので、記事更新を1にして、余力で過去記事の修正をしようかなあと思案中です。